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腰痛体験を通して思うこと



     








“膝痛”について

早期の対処が必要

 膝に痛みが発生した時、軽いケガや打撲をした時と同じように考えて、“そのうち治る”と思い、少しの間放置して様子を見ている方が多いようです。しかし、膝は常に体重を支えながら、大きな動作をする大切な部分(関節)ですので、他の関節と比べ悪化していくスピードが極めて速く、放置していると大変悪化(骨・軟骨・半月板etcの損傷)していることがあるので、早期の対処が必要と考えます。

膝の水

 膝の水とは、関節包
*1の内側の滑膜から分泌される滑液(関節液)*2のことです。
膝関節になんらかの異常が起きると、関節を守る為に炎症が起きて水が溜まります。原因としては、炎症によって滑液を吸収する組織の能力が落ちる為と考えられています。また、水をたくさん分泌する事により、関節を守る働きもしています。

*1. 関節包とは、繊維膜(靭帯)と滑膜からなり、関節全体を包んでいる。
   外層は繊維膜で覆われ、内層に滑膜があり、滑膜から滑液が分泌されます。
*2. 滑液は膝関節の栄養供給と保護の役割をしています。
   正常時は 2〜3ccで、異常時には 30ccになることもあるそうです。

上記について、各状態・症状の現れ方には個人差がございます。
  また、ケガ・打撲・骨折・その他特定の疾病による状態・症状は除きます。

                        (記載日:2007.11.10)



女性の施術例






1 頚椎椎間板ヘルニア・上肢の痺れ・頭痛・股関節脱臼(生後2〜3ヶ月時)
2 先天性股関節脱臼・臼蓋形成不全
3 五十肩・腰痛
4 腰痛・咳が止まらない
5 膝痛
6 腰椎椎間板ヘルニア(ブロック注射5回)・ムチ打ち・頸や顎関節の不具合

 施術例 1




 
S様 女性












                          (記載日:2007.12.7)
 闘病記 

■ 頭痛で救急病院へ運ばれること3回!
  脳検査でも異常なし! 首のMRIでヘルニア(2本)見つかる!

 20歳の時、ある日突然しんどくなり、睡眠時間が一日1〜2時間になり、過換気症候群になり、最後には歩くのも困難になって、救急病院へ運ばれる。その足で大学病院に一週間入院し、あらゆる検査を受けるが原因不明で、病名が左下肢機能低下と診断される。

 年を重ねる上で体の調子も悪くなり、肩こり・吐き気・手足の痺れの症状が重くなる。色々な接骨院等通うが、いっこうに良くならない。田舎に帰っても症状は変わらず、毎朝体のだるさで目を覚ます。症状がひどくなり、頭痛・嘔吐・過換気症候群で意識が低下し救急病院へ運ばれる。お医者様の処置は、いつも頭痛薬(セデス)をいただいて、しんどいまま家に戻る。次の日、脳の検査をするがどこも異常なし。この症状を3回くり返した後、首のレントゲンをとっていただくと、ヘルニア(2本)が見つかる。すぐにMRIを行い詳しく検査していただく。頚椎ヘルニアと診断される。お医者様から、手術するか毎日牽引に通院するかの選択に牽引を選ぶ。1ヶ月以上通院するが良くならず。

 そういているうちに、義姉に金桝先生を紹介してもらう。田舎に帰った時も色々な所に行ったので、あまり期待もせずに行くことにすると、最初に体をみていただいた時に、「良くこの体で生活してるね。」、「しんどいやろ。」と、おっしゃられた時、“初めて私のこの体のしんどさが解ってもらえた”と思いうれしかった。人から見たら何の外傷も無く元気そうだから、誰もこのしんどさは解ってくれないと思っていたので…。

 平成12年の9月から通わせていただき、最初は週2回通わせてもらった。お金と時間はかかるけど、少しずつ体が楽になって、今まで救急で運ばれていたのが嘘のように、それからは一度も病院に行かなくていい体になりました。今では、何ヶ月も体がもつようになり、金桝先生の所にも長い間通わなくなり、少ししんどくなると、又お世話になるという状態です。

 ずっと、このしんどさが続くとあきらめていましたが、今は朝も元気に起きることが出来、元気になりました。ほんとうに感謝しております。一人でも、私みたいにしんどい体で毎日過ごしていらっしゃる方に、元気になって頂きたいと思い書かせていただきました。

                            --- S様より ---






1-1
(側臥位)



1-2
ローリングベット






◇ S様の初診時の症状・状態 ◇
  • 半年前に、頚椎ヘルニアと診断され、整形外科で牽引療法をしていた
  • 右上肢の痺れがある
  • 一ヶ月前から、右下肢の痛み・だるさがある
  • 以前、他の施術所にかかっていた
  • 頭痛も以前あった
  • 生後2〜3ヶ月の時、片方の股関節脱臼と診断される
  • 左股関節が動きすぎると“カクッ”となる
■ “体全体をロープでぐるぐる巻きにされている”ような感じ!
 初診時のS様の状態は、頸部・両肩・背中全体が拘縮し、腹部全体が硬く、右臀部の盛り上がりがありました。S様の体を施術させて頂いての最初の感覚は、“からだ全体をロープでぐるぐる巻きにされている”ような感じでした。それは、“体全体の筋腱が縮み、柔軟性がない状態で、身動きが取れない状態”を意味しています。この状態になりますと、眠れない・お腹が空かない・便秘・イライラする・凝る・痛い・痺れるetcなどの様々な症状が出てくる方が多く、この状態が長期間続くと、体は疲れきってしまい、どのように改善していけば良いのか、わからなくなってしまいます。

■ 普通に生活できる有難さ
 S様の施術は、その都度状態をみながら、無理な施術はせず、体が求める刺激を施すことにより、“ぐるぐる巻きにされているロープを、ゆっくり解きほぐすように”、少しづづ回復していかれました。最近では、数ヶ月良い状態が持続するようになり、生活に不安が無くなって来ているようです。人に解ってもらえない程の辛い体験をされた方が回復されると、“普通に生活できる有難さ”を身にしみて感じます。S様も、そのように感じているのではないかと思います。
 ただ、人は楽になると、すぐに辛い時の事を忘れてしまいます。しかし、これで良いのかもしれません?辛くなった時は、また思い出して、良い状態に戻せば良いのですから…。

※ 写真は、S様のご協力により掲載させて頂きました。

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 施術例 2




 
A様 女性










                          (記載日:2008.2.17)
 闘病記 

■ 先天的股関節脱臼、その後 臼蓋形成不全の診断を受ける
  現在は、週1・2回の施術で急激な悪化は無し!


私が右足股関節に痛みを感じたのは、昭和51年頃(1976年)だったと思います。整形外科を受診したところ、先天性股関節脱臼(右下肢)だった私は、当時の治療方法の結果、臼蓋形成不全になっているとの診断を受けました。「今後股関節に負担をかけ過ぎない生活を…」、「中高年の頃になって、人工股関節の手術をすることになるかも…」など、説明されましたが、当時の私は、ぬり薬によって足の痛みもなくなって来たので、軽く聞き流していました。

 その後、結婚し3人の子供を産み、右足の痛みも感じないので股関節の病気の事など忘れていました。しかし、平成4年頃、再度“ズキン”と言う痛みを感じ、少し歩行が困難になりました。そこで某国立大学の整形外科を紹介して頂いて、レントゲン等の結果、以前と同じ事を言われました。でも私の場合は、子育てまっ最中である事、骨の状態、足の動きも良いので、もう少し様子をみてからと。そして、今後車の運転をひかえて、長時間立ったり、歩かない、重い物を持たない、生活をコントロールして等努力する事で負担を軽くする様にと。今回はショックで落ち込みましたが、できれば手術せずにと思っていたのでホットしました。

 以前から時々施術を受けていた整体の先生に相談し、週2・3回の施術を受けることになりました。少しずつ普通の動きができる様になり、回復に向かって行くと同時に、3人の子供の事、施術に通うのが遠いという家庭の事情もあり、一時中断せざるを得なくなりました。

 以後、平成8年より金桝先生を紹介していただいて、股関節の痛みと、それに伴う肩凝り、腰痛などの症状とも付き合いながら施術を続けています。

 股関節の病気を持ちながら、一喜一憂する私ですが、この間週1・2回の通院を基本に、少しずつですが施術を続けていた事により、骨の状態は急激に悪化することなく今に至っています。手術せずに自分の骨でいられる事に喜びを感じ、先生に励まされながら、色々と勉強させていただいている今日この頃です。
                             --- A様より ---






2-1
(伏臥位)





2-2
骨盤調整機





2-3
ローリングベット

■ 柔軟性に富んだ新肉は、力があり、バランス調節に優れている
 殆どの方が、「鍛えれば筋肉に力がついてくる」と思われていますが、鍛えることが出来ない方(高齢者・痛みの有る方・動きづらい方など)は、柔軟性のある筋肉にするだけで、力がついたり、体のバランスが取れるようになり、しっかりとした歩行が出来る様になってきます。それは、柔軟性のある筋肉になると、筋肉の働きである血液循環の補助作用が復活して、次第に栄養と酸素が細胞に充分に届くようになります。そうしますと、筋肉が大きく伸縮・弛緩することが可能になり、力が生まれます。また、筋肉が細かく伸縮・弛緩して微妙な調節が可能になり、体のバランスも取れるようになります。

■ 一般的な股関節の患者データでは、当てはまらない!
 Aさんの場合は、鍛えるのではなく、施術によって柔軟性のある筋肉(靭帯)にして、血液循環を改善しています。
 現在、某国立大学の定期検査での股関節レントゲン撮影に基ずく医師の診断では、「歩ける状態の股関節ではない!」と言われているそうです。しかし、股関節の検査や院内での普通に歩く姿を見ると、これまでの患者のデータには当てはまらず、股関節の可動域も大きいので、「やわらかいな〜」と、担当医師が不思議そうに独り言をつぶやかれていたそうです。A様は無理は出来ませんが、一般的な生活は殆どこなすことが出来ます。また、車の運転も毎日しています。

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                                         (記載日:2008.3.3)
■ ゴムバンド巻き

■ 自分に合った巻き方で、改善・予防しながら毎日生活
 普段は腰にワンタッチのゴムバンド
*1をかるく巻いて予防され、家事の時は、チューブゴムバンド*2を上半身に軽く巻いて疲れないようにされています。一般的な腰回し運動は、状態が改善してくると、一度に左右各100回〜200回程度(又は5〜10分程度)出来るようになりますが、Aさんの場合は様々なゴムバンドを組み合わせて*3されており、集中してすると疲れる為、疲れない程度に腰回し運動をされています。

*1. 常時着用
   ワンタッチ腰用チューブ(幅 8cm)をかるく巻いている (写真:2b-1)
*2. 時々軽巻くバンド
   チューブ M(中)5mを上半身にかるく巻いて家事等をしている
*3. 腰回し運動
   @.チューブL(大)2m又、ワンタッチ腰用チューブ(幅 8cm)+上半身にチューブM(中)5mを少しきつ
     めに巻いて運動をしている (写真:2b-2)
   A.チューブL(大)2m又、ワンタッチ腰用チューブ(幅 8cm)+下半身にチューブM(中)5mを少しきつ
     めに巻いて運動をしている (写真:2b-3)
   @かAのパターンで、1〜2回/日、30〜50回前後



2b-1
(正面)




2b-2
(正面)




2b-3
(正面)
■ Aさんの使用されているゴムバンドの種類・巻き方
・ワンタッチ 腰用チューブ(幅 8cm)…骨盤巻き (写真:2b-1)
・チューブ L(大)2m(1本)…骨盤巻き (写真:2b-2、2b-3)
・チューブ M(中)5m(1本)…@.上半身:背部〜腰部〜腹部巻き (写真:2b-2)
                  A.下半身:骨盤〜鼠径部〜下腿部巻き (写真:2b-3)
・チューブ M(中)2m(1本)…時々、右大腿部下部〜下腿部巻き
                
注意:ただし、膝関節部は巻かない!
                    (膝関節部をきつく巻いて動かすと、傷める場合があります。)

ここで紹介させて頂いたゴムバンドの巻き方は、様々な巻き方の一例にすぎません。
悪化状態が軽い場合は、ゴムバンド療法のみでも改善・予防できます。しかし、不適切な巻き方をされたり、
  社会生活の疲れの積み重ねによって、知らず知らずの内に悪化してる場合は、改善・予防できない場合が
  あります。また、悪化状態が重い場合は、ゴムバンド療法のみでは改善しない場合が多く、施術を併用して
  細かな指導を受けてください。

■ ゴムバンド(効果・種類・巻き方・注意etc)について
  >> 詳しくはこちら

※ 写真は、A様のご協力により掲載させて頂きました。

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 施術例 3




 
M様 女性
(47歳)









                          (記載日:2008.3.4)
◇ 体験記 ◇

■ 肩の痛みが、日に日に悪化して激痛に!

 平成17年のゴールデンウィーク頃に、右肩にかすかな痛みを覚えました。そのうち治るだろうと軽く考えていたのですが、日に日に痛みが増していきました。そのうち、台所で上の棚の物を取ろうと右手を挙げたとたん激痛が走る…、起床時鳴っている目覚ましを止めようと手を伸ばした瞬間に激痛が走る…、というような状態になってしまいました。日常生活にも支障をきたすようにもなり「これは大変!」と、以前からお世話になっていた金桝先生の施術を受けました。原因は分かりませんが、いわゆる五十肩だっただろうと思います。
 しかし、痛みを感じるようになってから日にちが経っていたためか、急に良くなるということはありませんでした。仕事の都合上、一週間に一度しか通うことができず、(記憶が曖昧で申し訳ないのですが) たぶん冬頃まで通っていたように思います。毎回丁寧に施術をしていただき、少しずつ、しかし確実に良くなっていくのが感じられました。

 時々腰痛に悩まされることはあるのですが、「腰が悪いのではない。」と、おっしゃって無理のないように、体のあちこちをほぐしてくださいます。痛みを伴うような施術は決してされず、安心してお任せしています。多少時間はかかるかもしれませんが、健康のことを考えると、この施術の時間は、私にとってはとても大切な時間で、金桝先生には大変感謝しています。

 安易に外科(手術)に頼るのではなく、骨盤のゆがみや筋肉を柔らかくほぐすことを、大切にしていただいているので、安心して先生にお任せして施術を受けています。
 また、この五十肩の経験上、体に不調を感じたら早めに施術を受けなければならないことを痛感しました。
                             ---M様より---






3-1
(側臥位)




3-2
ローリングベット




■ 五十肩は、痛みの為に動かせず悪化していく!
 病気になったら、早めに対処した方が良い事は皆さんご存知のことです。しかし、最初のうちは体に痛みなどの症状が出ても、我慢出来る範囲であれば、安易な気持ちや忙しさにかまけて、“時間が経てば、いつかは良くなるだろう〜?”と、殆どの方が思われることでしょう。ほうっておいても自然治癒する疾病も有りますが、五十肩はなるべく早く対処したほうが良い様に思います。
 施術例として、痛みが発生して直に連続で施術を施して、早い方で1〜数回程度で改善された方がおられました。しかし、数ヶ月ほうっておられる方だと、施術の回数や条件によっても異なりますが、1〜2年かかって改善していかれるかたが多いようです。
 自覚症状としては、上腕上部外側部に痛みを感じる場合が多く、ついつい痛い所を触りたくなりますが、きつく押したり・叩いたりすると、その後大変な痛みが発生する場合が殆どですから注意が必要です。

■ 五十肩は、少しほうっておいても、改善に数ヶ月要する場合が多い!
 Mさんの場合は、大変悪化した状態ではありませんでしたが、全身の硬結に加え、特に右上肢・右上半身の筋肉・靭帯のきつい硬結がみられました。しかし、お仕事の都合上、週一度の施術でしたが、数ヶ月ほうっておられる方とは違って、まだ早いうちに対処されたので、7〜8ヶ月施術で肩が気にならなくなりました。ただ、肩の可動範囲はまだ正常ではなく、少し残っている状態ですが、今後全身の施術を施していけば、少しずつ改善していくものと思われます。

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                                         (記載日:2008.3.6)
■ ゴムバンド巻き

■ お忙しい為、施術主体で五十肩を改善
 Mさんの場合は、腰回し運動
*1と定期的な施術によって五十肩を改善されました。
下記のような五十肩用のゴムバンド巻き
*2を指導致しました。また、急に体を鍛える運動をされて、左股関節から下肢を痛められたことがあったので、下肢のゴムバンド巻き*3を指導いたしました。

*1. 腰回し運動
   チューブL(大)2mで、時々おこなっている (写真:3b-2)

*2. 五十肩用の巻き方
   @.チューブS(小)2mで、上腕部下半分から前腕部巻き (写真:3b-1)
   A.チューブM(中)2mで、右肩巻き (写真:3b-1、3b-5)
    
Point :この部位は自分では巻きにくいので、最初リングを作って腕を通すと巻きやすい
          (写真:3b-6)
    
この巻き方は、状態が悪化している時は、他人の介助がないと一人では巻きにくい
   B.チューブM(中)5mで、胸部・背部・肩部巻き (写真:3b-1、3b-4)
    
Point :5mは長いので、半分の所に最初から目印(色ゴムなど)を付けておくと巻きやすい
          (写真:3b-4)
    
この巻き方は、状態が悪化している時は、他人の介助がないと一人では巻けない
*3. 下肢の巻き方
   @.チューブM(中)2mを、大腿部全体巻き (写真:3b-3)
   A.チューブS(小)2mを、下腿全体巻き (写真:3b-3)


Mさんには、五十肩用の巻き方・下肢の巻き方を指導は致しましたが実践されていません。




3b-1
(斜め正面)




3b-2
(背面)



3b-3
(仰臥位・側面)



3b-4
(背面)



3b-5
(斜め正面)



3b-6
肩巻き用リング作成
■ Mさんの使用されているゴムバンドの種類・巻き方
・チューブ 大2m(1本)…骨盤巻き (写真:3B-2)


■ Mさんに指導したゴムバンドの種類・巻き方
・チューブ S(小) 2m(1本)…@.上腕部下半分〜前腕部巻き(写真:3b-1)

                 注意:痛みの発生している上腕上部外側部には巻かない方がよい!
                       (巻いた後で大変な痛みが発生する場合があります。)
                  A.下腿部巻き (写真:3b-3)
                    
注意:ただし、膝関節部は巻かない!
                      (膝関節部をきつく巻いて動かすと、傷める場合があります。)
・チューブ M(中)2m(1本)…@.肩上部〜脇部巻き (写真:3b-1、3b-5、3b-6)
                    
注意:痛みの発生している部位に近い為、巻いて痛い時は、かるく
                       巻くか巻かない!
                  A.大腿部巻き (写真:3b-3)

                    
注意:ただし、膝関節部は巻かない!
                      (膝関節部をきつく巻いて動かすと、傷める場合があります。)
・チューブ M(中)5m(1本)…胸部・背部・肩部巻き (写真:3b-1、3b-4)

ここで紹介させて頂いたゴムバンドの巻き方は、様々な巻き方の一例にすぎません。
悪化状態が軽い場合は、ゴムバンド療法のみでも改善・予防できます。しかし、不適切な巻き方をされたり、
  社会生活の疲れの積み重ねによって、知らず知らずの内に悪化してる場合は、改善・予防できない場合が
  あります。また、悪化状態が重い場合は、ゴムバンド療法のみでは改善しない場合が多く、施術を併用して
  細かな指導を受けてください。

■ ゴムバンド(効果・種類・巻き方・注意etc)について

  >> 詳しくはこちら

※ 写真は、M様のご協力により掲載させて頂きました。

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 施術例 4




 N様 女性











                          (記載日:2008.3.8)
◇ 体験記 ◇

■ 全体をみることにより、腰痛・咳の改善と予防の仕方が解ってきた!

 私と腰痛とのつきあいはとても長く、痛むたびにテーピングをしてベルトを巻いて固定し、その時痛みがましになったら治ったと思い、また動いて腰痛をおこすことを繰り返していました。

 今から2年前、突然の腰痛でいつも行っていた接骨院の予約が取れず、以前知人より話を聞いたことのあった金桝先生のことを思い出し、電話をしたところすぐ診ていただけることになり、診ていただいたことから、私の腰痛に対する考え方が変わりました。

 まず、痛みの出ているところが1番悪いということではないということです。全身の筋肉はつながっていて、1箇所だけをみず、全体をみることが大切ということは、痛みの治療だけでなく、物事の考え方にも通じているようで、先生の話を聞き、自分の体のつながりをイメージしながら腰回しをしているうちに、長い間の腰痛との付き合い方がわかってきました。また、痛みが感じられることがよくなっていること、痛みが感じられる自分の体にもどっていくことも驚いたことの一つです。

 腰痛以外にも、気管支が弱く、一旦カゼをひくと咳がとまらないということも私の悩みの1つでした。咳止めの薬を飲んでもその時は、止まるのですが、効き目が終わると再び咳が出てきます。
たまたま、腰の施術時に咳が止まらなかった時に、咳が出るのは背中が硬いからだと教えていただき、その後背中を緩めていただきました。先生に押していただいても体が反発する状態でしたが、背中が柔らかくなってくると同時にだんだん咳が止まってきました。背中の硬さが咳とつながっていること・・・全く予想外の原因でした。そうであったら咳止めが効かなかったことにも納得でした。その後、施術を続けるうちのに咳が出なくなりました。気が付けば、風邪を引いても咳に悩まされることがなくなったのです。

まだまだ完全ではありませんが、自分の体がどういう状態にあるかを理解でき、失敗をくり返しながらも、腰回しをすることで少しずついい状態をキープできる時間も長くなり、今ではやりたいことにチャレンジできるようになりました。
                             ---N様より---






4-1
(側臥位)



4-2
ローリングベット




■ 最初は半信半疑?体験すると理解できる!
 Nさんの場合、初診の時に、改善していく順番やその過程における反応を説明させて頂きましたが、半信半疑で殆ど理解でない様子で、妙な顔をされておられました。しかし、施術で徐々に体が改善してきたり、事前に話しをしていた通りの症状が発生したり・消失たり・変化したりする体験をされていくと、徐々に理解が出来るようになられたようでした。
 以前は腰痛で相当苦しんでおられたようですが、今では一年程施術を施さなくても大丈夫な体になってきました。また、咳については、咳の原因を検査して原因がよくわからない場合、背部の硬結により咳が発生している場合があります。Nさんは背部の硬結による咳だったのだろうと考えられます。

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                                        (記載日:2008.3.10)
■ ゴムバンド巻き

■ 咳の改善には、思った以上に時間を要した
 Nさんの場合は、腰回し運動
*1と施術によって腰痛と咳を改善されました。しかし、腰痛は早期に改善しましたが、背部の硬結状態がひどく、咳の改善には思った以上に時間を要しました。そこで、今後再び咳が発生した時、改善に時間を要することが考えられるので、咳の早期改善と予防法として、背部のゴムバンド巻きも指導いたしました。*2

*1. 腰回し運動
   チューブL(大)2mでおこなっている (写真:4b-1)

*2. 咳改善予防の巻き方
   チューブM(中)5mを胸部・背部・肩部に少しきつめに巻き、巻いた部位あたりを意識して左右にねじる
   (写真:4b-2、4b-3)




4b-1
(正面)




4b-2
(背面)




4b-3
(側面)

■ Nさんの使用されているゴムバンドの種類・巻き方
・チューブ 大2m(1本)…骨盤巻き (写真:4b-1)

■ Nさんに指導したゴムバンドの種類・巻き方
・チューブ 中5m(1本)…胸部・背部・肩部巻き (写真:4b-2、4b-3)

ここで紹介させて頂いたゴムバンドの巻き方は、様々な巻き方の一例にすぎません。
悪化状態が軽い場合は、ゴムバンド療法のみでも改善・予防できます。しかし、不適切な巻き方をされたり、
  社会生活の疲れの積み重ねによって、知らず知らずの内に悪化してる場合は、改善・予防できない場合が
  あります。また、悪化状態が重い場合は、ゴムバンド療法のみでは改善しない場合が多く、施術を併用して
  細かな指導を受けてください。

■ ゴムバンド(効果・種類・巻き方・注意etc)について
  >> 詳しくはこちら

※ 写真は、N様のご協力により掲載させて頂きました。

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 施術例 5




 Y様 女性 (60歳)















                      (記載日:2008.3.23)
◇ 体験記 ◇

油断して膝を悪化させてしまったが、2ヵ月で殆ど以前の状態に回復!


平成14年10月10日
 最初は寒い日の夕方頃急に左足が突っ張るよな感じがして、“どうしたのか?”と思っている内に段々とひどくなり、正座が出来なくなり、階段の上り下りが辛くなりました。

平成14年10月17日
 以前から知っていた金桝さんに行き、施術を受けたら、「骨盤がずれていて左足に負担がかかり、膝のまわりの筋肉が硬くなり突っ張っている」と言われ施術を受けました。その後週二回、週一回と施術を受け、自分でもゴムのベルトを腰に巻いて、テレビをみながら腰回しを続けたら、しばらくでほとんど治りました。その後も、月二回程度は全身の疲れをほぐし、血流を良くするために定期的に施術を続けていました。

平成19年11月20日
 最近足の調子も良かったので、友達と紅葉見物に行き、400段ある階段の寺を上がり下りしてとても楽しかったです。ところが次の日から両足がパンパンに張り、硬くなり、両膝が曲らなくなり、階段の上り下りがとても辛くなりました。そして、今回は膝のまわりの骨がチクチク痛み、時々ガクガクと動くような感じがしたので思い切って整形に行きレントゲンを撮ってもらいました。結果、「今の所、骨には異常ない!」と言われたので、金桝さんで足・腰・全身の硬くなっている筋肉をほぐしてもらいながら、自分で出来ることに頑張りました。
 風呂に入ったらゆっくりつかって、太ももやふくらはぎを押してみて、痛い所を何度も押さえたり、炊事場などに長時間立っていて、“足が段々突っ張るな〜”と思ったら、椅子に座り両足をそれぞれチューブでグルグル巻いて、しばらくしてパッとはずすと、不思議と突っ張り感が無くなり軽くなりました。多分血流が良くなったと思います。最初は痛すぎて出来なかった腰回しも出来るようになりました。

平成20年1月20日
 両足が痛くなってから、ちょうど2ヵ月が経ち、やっと施術を受けても痛みを感じなくなり、自分でも良くなっていくのが目に見えてきて、うれしく思います。今回は膝の骨まで痛かったので、“以前のような膝には戻らないかも?”と心配したこともあったので、ここまで良くなったことに感謝しながら、後もう少し完治するまで、自分でも頑張ろうと思っています。
                          ---Y様より---






5-1
骨盤調整機



5-2
ローリングベット





■ 膝は“もう少し様子をみよう”は、更に悪化する!
 膝が痛いと、“膝が悪い”と誰もが思うことでしょう。しかし、詳しい検査をして異常が認められない場合は、“結果として発生している痛み”も多いように思います。直接的には、膝につながっているどこかの筋肉・靭帯が萎縮している部位が原因で痛みが発生している可能性があります。そして、広く原因を探ると、その筋肉・靭帯を萎縮させている原因が全身の何処かにある可能性があります。
 膝痛の初期は、この段階が多いのですが、数年この様な状態が続くと軟骨・半月板を傷めてしまう方が多いようです。膝は殆どの動作時に使う部位で、屈曲・伸展しながら体重を支えている大変負担のかかる関節です。その為、他の関節と異なり、“もう少し様子を見ていたら治るかな?”と思っているうちに悪化していることが多く、悪化をしだすと坂を転げ落ちるように悪化していく方が多いようです。
 悪化の順序としては、初めは膝内側部に痛みを感じる方が多く、その部位をかばって痛みが左右の膝を交互に移動し、正座が出来ない、階段の上り下りが辛い・水が溜まるなどの症状を伴いながら、軟骨・半月板を傷め、最終的には左右の膝が外側に変形(ガニ股)していく方が多いようです。

■ “骨には異常ありません!”と診断され、筋肉の硬さが原因と気づく!
 Yさんの最初の悪化した状態は、右膝全体に痛みがあり、正座と階段の上り下りが困難で、両下肢全体の硬直、臀部・腹部・背部全ての硬直がみられました。そして、下肢で踏ん張って立てないものだから、上肢でかばって(支えて)立とうとして、上肢と肩が大変緊張状態にありました。まさしく典型的な膝関節の悪化の仕方をたどっておられました。しかし、検査で“骨には異常ない!”と診断されたことにより、改めて「膝周辺や全身の筋肉が硬くなっていることが痛みの原因だろう!?」という事に早期に気づかれ、最初は殆ど毎日の施術、膝が改善してくると週二〜三回の施術を受けられて、約2ヶ月で完全ではありませんが以前の生活が出来るようになりました。症状が改善してくると、骨盤調整機(写真:5-1)やローリングベット(写真:5-2)に乗れるようになりました。


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5-3
(伏臥位・側面)



5-4
(仰臥位・側面)



5-5
(斜め正面)
■ 膝が悪化すると、曲がらない!伸びない!になる
 Yさんの悪化状態を細かく診ていくと、伏臥位で膝が90度以上曲らない(写真:5-3)仰臥位で膝が伸びないのでクッション等をはさまないと痛い(写真:5-4)などの状態になっていました。完全ではありませんが、施術によってクッションをはさんで正座が出来る(写真:5-5)ようになりました。もう少し改善すれば、クッション無しで正座ができるでしょう。





5-6
(座位・側面)



5-7
(座位・斜め後方)




                                        (記載日:2009.5.9)
■ 定期的な施術と毎日の腰回し運動で、正座が出来るようになった!
 ずいぶん膝の状態が改善してきたので、施術は約3週間おきになりました。その間、自宅でゴムバンドを巻いて、腰回し運動をされていました。腰回し運動をやり始めた頃は、膝がガクガクして不安定な感じで、悪化しているのではないかと思い、中途半端に腰回し運動をされていたようです。そこで、今度は覚悟をきめて、毎日1回、両下肢と骨盤にゴムバンドを巻いて(下方写真:5b-2参照)、左右共200回腰回し運動をしたそうです。そうしたら、一時的には膝がガクガクして不安定な感じがありましたが、その症状もいつしか無くなり、徐々に膝が楽になってきだしたそうです。そして、そこまで改善してくると、楽に腰回し運動ができるので、毎日の運動が苦にならず、3ヶ月程経過した頃には、正座が出来るようになっていたということです。

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                                        (記載日:2008.3.12)
■ ゴムバンド巻き

■ 以前の経験から早期にゴムバンド巻き!
 Yさんの場合は、以前左膝が痛かった経験があった為、ゴムバンドの効果や巻き方についての知識がありました。また、施術と併用してゴムバンド巻きをすると改善が早くなることもご存知でした。その経験から、今回の右膝痛の場合も“筋肉の硬さが痛みの原因だろう!?”と早期に気づかれて、施術と併用して膝の周辺の硬直した筋肉を柔らかくするゴムバンド巻き
*1から始められました。膝が改善して楽になると、次に腰回し運動*2をされ、徐々に改善されていきました。

*1. 膝痛の巻き方…チューブM(中)2mを左右にきつめに巻いては外すことをくり返していた (写真:5b-1)
             
椅子に座ると、膝周辺の下部に空間が出来るので巻きやすい
*2. 腰回し運動…ワンタッチ腰用チューブ(幅 8cm)とチューブM(中)2mをきつめに巻いておこなっていた
           (写真:5b-2)
           ワンタッチ腰用チューブ(幅 8cm)をきつめに巻いておこなっていた (写真:5b-3)




5b-1
(斜め正面)




5b-2
(正面)




5b-3
(正面)

■ Yさんの使用されているゴムバンドの種類・巻き方
・チューブ 中2m(2本)…両下肢巻き (写真:5b-1、5b-2)
                
注意:ただし、膝関節部は巻かない!
                    (膝関節部をきつく巻いて動かすと、傷める場合があります。)
・ワンタッチ 腰用チューブ(幅 8cm)…骨盤巻き (写真:5b-2、5b-3)

ここで紹介させて頂いたゴムバンドの巻き方は、様々な巻き方の一例にすぎません。
悪化状態が軽い場合は、ゴムバンド療法のみでも改善・予防できます。しかし、不適切な巻き方をされたり、
  社会生活の疲れの積み重ねによって、知らず知らずの内に悪化してる場合は、改善・予防できない場合が
  あります。また、悪化状態が重い場合は、ゴムバンド療法のみでは改善しない場合が多く、施術を併用して
  細かな指導を受けてください。

■ ゴムバンド(効果・種類・巻き方・注意etc)について
  >> 詳しくはこちら

※ 写真は、Y様のご協力により掲載させて頂きました。

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 施術例 6 




 
A様 女性































                          (記載日:2011.7.15)
 体験記 

■ ブロック注射を、計5回うける
  約6ヶ月の施術で、少しずつ家事が出来るようになる


< 発症・入院・治療 >
病名:腰椎椎間板ヘルニア
 トイレに行くのも困難な痛みになり、入院。1ヶ月半の入院中に神経根ブロック注射2回、硬膜外ブロック注射3回受け、ベットの上で安静の生活でした。牽引療法も勧められましたが、20年前のムチ打ち後の牽引で具合が悪かったので…と渋ると無理には勧められませんでした。

< 病院にはお世話になったけど…医療だけでは?? と疑問に >
 退院1ヶ月しても大きな改善はみられず、積極的な運動も止められ、「時間をかけてゆっくり治しましょう」という主治医の言葉。家族に世話になるばかりで役に立たない自分に苛立ち、何とかしなければ、と言う焦りもあり、“手術や牽引は無理には勧められずに良かったけど、このまま何もせずによくなるだろうか?”と悩みました。
 ネットや図書を調べた上、頸や顎関節の具合も悪く、原因不明のひどい歯痛などアチコチ不具合のある私には、全身で考えてもらえる整体が良いのかな?と考えました。又、気持ちの上で依存してしまわないように、ゴムバンド体操など自分でも出来る事のある整体を選びました。

< 治療中の思い >
 10年前の別の整体で、いわゆる“モミかえし”のような施術後のしんどさがある事はわかっていましたが、今回もやはり、施術後のしんどさが毎回アチコチにあり、不安になりました。でも、家で安静にしているだけでは1ヶ月本当に良くならなかったので、「ここで辞めたら又一緒」と思い、先生の慰めや励ましに支えられ、続けられ、少しずつ良くなってきました。
 痛みで動けない時は 「背中は固いけど、足はいいですよ」とか、身体が悪くなったのは性格のせいだと思いつめていると 「悪いのは身体です。身体が悪いから、気分がすぐれないだけです」とか、アチコチ痛みが出ている時は、「痛みが感じられる身体になってきているのです」とか、少しずつでも良くなってきている事を、根気強く説明して下さいました。

 ちょっと動いただけで痛みがでる自分の身体に嫌気がさし、自信もなくしていたので、何度も同じような事を質問したりしましたが、丁寧に説明して頂き、まだまだ分かっていない事も多いとは思いますが、先生の誠意は充分伝わってきて、日々不安な気持ちの中で、どうにかこうにか、やってこられたと思います。ヒトは、身体が辛いと何もかも自信がなくなってしまう、という事を分かって相手をして頂けたんだなぁ、と今になると思います。

< これから >
 トイレも行けない位の激痛は忘れられず、ちょっとした痛みでも続くと不安になってしまいますが、自分をあまり責めすぎないように、心を軽く、身体のメンテナンスをしつつ、今までの生活スタイルを考え直しながら生活していきたいと思います。

 今までの医療中心の考えだけではヒトの身体って理解できない事があるんだなぁと思います。先生も色々勉強されたり、経験された中で、年々考え方も変化してきている、とのお話でした。私も数人の著者の本を読んだりしましたが、整体の考えか方は奥深いようでした。ただ、心と身体はつながっていて、心のコリが身体のコリにもつながり、身体のコリが全身の不調の引き金になるのだろうと考えるようになりました。

 これさえやれば治る、とか 何が絶対良い、という短絡的な事はないので、自分の直感も大事にし、医療・整体…に手伝って貰いつつ、自分で出来る事をしながら大事にしていけたら、と思います。

                            --- A様より ---






6-1
(伏臥位)




                          (記載日:2011.7.19)
◇ A様の初診時の症状・状態 ◇
  • 腰椎椎間板ヘルニアと診断される
  • 以前、ムチ打ち・尾骨の骨折
  • 神経根ブロック注射2回、硬膜外ブロック注射3回受ける
  • 右上前腸骨棘あたりの痛み
  • 腰椎4・5番あたりの痛み
  • 左頸・顎関節の不具合
  • 原因不明の歯痛
■ 深部の筋肉や靭帯が相当ダメージを受けていた
 問診で症状を聞かせて頂いた時、“大変な方が来られた”と思いました。私が思う“大変”という意味は、改善していく過程に於いて、ス〜と症状が無くなって改善していく改善の仕方ではなく、さまざまな反応(好転反応)や症状を感じながら、徐々に改善していく方のことを指します。しかも、改善には相当の時間を要します。
 実際に、施術をさせて頂いて、“殆ど改善したのではないか!”と思われる時期がありました。しかし、腰椎・骨盤の動きが大変悪く、深部の筋肉や靭帯が相当ダメージを受けていたようで、少し家事が出来るまでに、半年近くかかってしまいました。
 最近では、施術後に発生していた反応も殆ど無くなり、以前とは逆で、“施術後の方が楽な感じがする!”ようです。このような変化は、体の細胞が、改善の方向に変化してきた状態だと思われます。



                                        (記載日:2011.7.16)
■ ゴムバンド巻き

■ ゴムバンドの体操を継続的に出来ない
 家庭で出来るゴムバンドの体操を併用して行うと、一般的に改善スピードは2〜3倍早い為、A様にもお勧め致しました。しかし、A様の場合は、ゴムバンドの体操(写真:6b-1)でも様々な反応を生じ、継続的に出来ない状態です。ただ、ワンタッチ腰用のゴムバンド(写真:6b-2)は、家事の時など、軽く巻いておられるそうです。こちらのバンドの巻き方では、反応は出にくいようです。今後、状態がもっと改善されれば、ゴムバンドの体操を難なく出来るようになるのではないかと思われます。



6b-1
(正面)



6b-2
(正面)





■ A様にお勧めしたゴムバンドの種類・巻き方
・チューブ 中2m(1本)…左下肢大腿部巻き (写真:6b-1)
・チューブ 小2m(1本)…左下肢下腿部巻き (写真:6b-1)
  
注意:ただし、膝関節部は巻かない!
     (膝関節部をきつく巻いて動かすと、傷める場合があります。)
・ワンタッチ 腰用チューブ(幅 8cm)…骨盤巻き (写真:6b-2)

ここで紹介させて頂いたゴムバンドの巻き方は、様々な巻き方の一例にすぎません。
悪化状態が軽い場合は、ゴムバンド療法のみでも改善・予防できます。しかし、不適切な巻き方をされたり、
  社会生活の疲れの積み重ねによって、知らず知らずの内に悪化してる場合は、改善・予防できない場合が
  あります。また、悪化状態が重い場合は、ゴムバンド療法のみでは改善しない場合が多く、施術を併用して
  細かな指導を受けてください。

■ ゴムバンド(効果・種類・巻き方・注意etc)について

  >> 詳しくはこちら

※ 写真は、A様のご協力により掲載させて頂きました。

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